ロゴ作成時に役立つ!ロゴをモノクロにする良い面と悪い面と制作会社の探し方

ロゴ作成をプロの制作会社に頼もうと考えている方の中には、シンプルでカッコイイ雰囲気のあるモノクロのカラーのデザインが良いなと思っている人もいるかも知れません。しかし、ロゴのモノクロデザインに限ったことではありませんが、どんなことにも一長一短はあるものです。

こちらでは、モノクロがどんなデザインかということやロゴをモノクロにする良い面と悪い面、制作会社の探し方も加えて解説していきます。

ロゴ作成時に役立つ豆知識!そもそもモノクロとは!?

ロゴ作成を頼む時に、モノクロのデザインにするかどうか迷っている人もいるでしょう。「モノクロ」という言葉は、モノクローム(monochrome)の略語です。1色だけをメインにしてデザインされたロゴやイラスト、写真やチラシなどのことを表します。

一般的には、白と黒のカラーで表現されたものをモノクロと表現されることがほとんどです。しかし、実は単色の黒だけとは限らず、セピア調やグレーなどの単色カラーもモノクロのうちの1つの種類になります。ロゴ作成でモノクロデザインの需要がある職種は、アパレルや飲食系の店舗です。

落ち着いた色味であるため、弁護士事務所やコンサルタント系の企業などでも使われています。

洗練されたオシャレ感のある仕上がり

ロゴ作成をプロの制作会社に頼む時にモノクロにすると、洗練されたデザインの印象に仕上がり、オシャレ度がぐんと上がります。シンプルなモノクロデザインは、文字だけでもデザイン性が高く、インパクトも与えてくれるでしょう。

オシャレ感のあるロゴは人の目を惹く効果がありますので、企業やブランドの印象UPや集客効果にもつながります。そして、ロゴを通して企業やブランドのイメージやストーリーを伝えたいと考えることもあるでしょう。そういった時は、限られたスペースの中で企業名や創立記念の数字、シンボルマークなど、様々なものをレイアウトしたいと思うこともあるはずです。

とはいっても、色んな情報が詰め込まれたごちゃごちゃした感じのロゴは見栄えが悪く、新規顧客に見向きもされないかも知れません。そんな色んな要素を組み合わせたい時でも、モノクロで統一するとスマートにまとまり、オシャレなロゴのデザインを作成できるところも良いポイントです。

ただし、シンプルなモノクロデザインだからこそ、文字一つにしても計算された形やラインを整える必要があります。制作会社の技術やデザイン力によって、ロゴのモノクロデザインの完成度も違ってきますので、腕の良いデザイナーが在籍する制作会社に作成依頼をしましょう。

印刷物のコストを抑えられる

制作会社で依頼してロゴを作成してもらった後、ロゴ入りの名刺やステッカー、ハガキやポスター、グッズなど様々な印刷物を注文することがあるでしょう。このような印刷物を頼む時、カラーにするか、モノクロにするかで印刷代に大きな差がつくことがあります。

モノクロ印刷の方がフルカラー印刷よりも料金は安く済みます。近年では、ネットショップでもカラー印刷は非常に安い料金になっています。しかし、集客のために色んなタイプの印刷アイテムを頼みたい、枚数を増やしたいと言うときにはモノクロ印刷にした方がコストパフォーマンスは良いでしょう。

印刷物の納期が早い

ロゴ作成の依頼の際、モノクロにすると良い面は印刷物の納期が比較的早いという点が挙げられます。フルカラー印刷と比べると商品の出来上がりが早いです。イベントなどで急ぎで大量の印刷物を注文したいときには、特に納期が早いことにメリットを感じられるでしょう。

殺風景な印象になる

ロゴ作成を制作会社へお願いする際、気を付けないといけないのが職種やブランド商品によってはモノクロのカラーデザインであると殺風景なイメージを与えてしまうことがあるという点です。ロゴは企業やブランド名の顔と言ってもいいほど、第一印象に影響を与える重要な要素です。

職種やブランドによっては、シンプルなモノクロの文字だけのデザインよりも、イラストやキャラクターなどを加えた複数の色を使ったデザインのロゴの方がより賑やかさを演出できて、信頼感を打ち出せることもあります。

そのため、ロゴ作成を頼む時は企業やブランドのイメージに合わせて、モノクロのデザインにするかどうかを考えてみましょう。

地味な雰囲気が出てしまうことも

ロゴ作成を依頼する時にモノクロデザインにすると、明るいカラーデザインのロゴに比べると仕上がりが地味な雰囲気になることもあります。企業やブランドのカラーイメージがクールでオシャレな雰囲気のモノクロのほうがぴったり合うという場合なら良いですが、元々の企業のカラーがオレンジやイエローなどの明るいイメージであれば、モノクロのロゴは地味でおとなしい印象を与えてしまうかも知れません。

ロゴをモノクロにするか、明るいカラーにするかによって、消費者に与えるイメージは大きく変わります。事業所や店舗のほかにも、ホームページやポスター、チラシなど、様々な場所でロゴは消費者に見られることになるので、慎重に検討していくようにしましょう。

ロゴ作成を依頼する制作会社を探すヒント

企業やブランドのロゴ作成を成功させるためには、質の高いモノクロデザインを作成してくれる制作会社を探すことも大切ですが、コンセプトやストーリーを大事にしてくれる依頼先を探すということも重要なポイントです。

会社やブランド商品の顔となる大事なロゴマークになりますので、依頼する側の思いをくみ取り、それを上手に形にしてくれる制作会社を探すのがベストです。

そのため、技術やデザイン性に加えて、依頼者の要望をちゃんと聞いてくれるコミュニケーション力のあるデザイナーが担当であるのが望ましいでしょう。

そして、料金体系が明確な制作会社を探すことも大切です。見積もりでは予算内で収まっていても、後から不明瞭なオプション料金を請求されることも実際に起こっているため、最終的にどのくらいの料金になるのかわからないのは不安ですよね。

見積もりの際に、基本料金やオプション料金など細かい費用の詳細を伝えてくれる制作会社は信頼できるでしょう。

モノクロのロゴ作成をプロに頼むときに事前に知っておきたいこと

モノクロのロゴと一口に言っても、良い面も悪い面もあります。モノクロデザインはスタイリッシュでオシャレな印象を残してくれますが、会社や商品のイメージと合わなければ、殺風景で地味な雰囲気を印象付けてしまうことだってあるでしょう。

さまざまな側面をよく理解し、本当にモノクロデザインでいいのかを考えた上で、企業やブランドのストーリーを形にしてくれる制作会社を見つけましょう。